『終わりのち、アサナギ暮らし』の紹介

どもども、編集Sです。オルタナシブ作品の感想ツイート、色々有難うございます。以前お知らせしました各作品のハッシュタグをつけて頂いているものについては、折を見て、拝見しました印のハートを@Alternaxivからお送りしております。ハート飛ばしながら、感想って有難いなと思う今日この頃、勤労意欲の湧く日曜日です。

 

さて、挨拶も程々にして遅れていた作品紹介vol.2ですが、今回からはオルタナシブから連載の作品群なので1作品ずつタイトルに名前を入れて紹介していこうと思います。今回も相変わらず、我が子可愛さな部分が凄いですが、まぁご容赦頂けますと幸いです。

 

続きは以下から!

 

 

 

終わりのち、アサナギ暮らし。

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『凪いだ後でも、朝は必ず来るから。君と、一緒にごはんを食べて生きてく。』

 

山間にひとりぼっちで暮らす少女・ナギが寂しさ募る生活の中で出会ったのは、蜘蛛のような不思議な生き物で……という所からお話が始まります本作。1話はすべて現在読めるので、http://alterna.pr.pixiv.net から是非読んで頂きたいのですが、とにかく本作についてまず見たい部分は、ごはん!何より、ごはん!

 

1話目からの、ほっこり美味しそう感!

 

ホクホクして美味そう!

 

お腹空いちゃう!

 

ってなります。校了中に観てて、無性にお腹が減って困る漫画です。

 

そして、インパクト大な蜘蛛(のような謎生物)!足がいっぱいあると『ウッ…!』となる方も、

 

足がたくさん、エグい…!

 

ただ、モサモサ…!

 

してて、可愛い…か……?

 

動きが…あれ……可愛いかも…?

 

と、読んでいく内に可愛く思えると意外な評判ですので、蜘蛛が苦手という方も是非お試し頂きたいです!

 

ちなみに、森野さんと作品を作っている時に、蜘蛛について調べる為に資料をあたったのですがページめくる度にふたりして『ヒエッ』ってなってました。リアルなものは接写するとインパクトがすごいのです……。

 

著者の森野きこりさんは、彼女が学生の時分にお声掛けしたのですが、漫画賞から非常に粘り強く努力する方という印象で、その成果か、着実に実力をつけて処女作『あかねや八雲』では新人離れした画力を内外に示してくれた方です。

 

ちなみに、『あかねや八雲』のあらすじですが、

『文明の光が街頭を照らし、近代化が進む明治の頃……。正義感と少しばかりの出世欲に燃える新米警官が、卑俗な遊郭で 『拝み屋』を商う怪しげな外国人に出会った時、ひとつの物語が 紐解かれてゆく――。』

という感じで、

『明治』『バディもの』『金髪狐目の男と直情男』

というワードでピンと来る方は下記から1話だけでもどうぞ!

 

comic.mag-garden.co.jp

 

あ、そうそう、5巻で完結してるから買いやすい上に最終巻は10月9日発売だったですね!(ステマ)

 

閑話休題

 

『終わりのち、アサナギ暮らし。』のここを読め!ってポイントは、上に描いた美味しそうなごはんもそうなのですが、ふたりが暮らす日常の小さな幸せと、その背景に差す斜陽の世界・凪いだ日々にも是非ご注目ください。背景とのコントラストが印象強い為、ややもすると背景の解明が主になっていくようにみえるかもしれませんが、恐らく、本作はそこを解き明かすのが主眼ではないのかなと担当として観ています。

 

物語と違って現実の終わり方は、唐突に理由も知らされずに人々に齎されます。そして、その原因について正確な所など多くの人は解り得ないと思うのです。解らないけれど、結果として凪ぐ。ただ凪いだとて、全てが『せーの』で終わる事の方が少ない。その後も日々はきっと続きます。遺された人々は生きている限りは、育て、食べ、祈り、暮らしていくしかない。そういう等身大な部分を描く事で、現実と幻想のバランスを取っているように感じられます。どんな場所であれ、生活と日常、共に生きるものがある大事さを描いてくれるのが『終わりのち、アサナギ暮らし。』であり、それこそが読んで欲しいポイントになるのかなと。翻って、そこが本作をAlternaxivな価値の作品にしていると思います。

 

……上手く落ちましたでしょうか?(落ちてない)

 

ということで『終わりのち、アサナギ暮らし。』の紹介でした!

こちらの記事で、そこまで言うなら読んでみるかと思った方は、是非ともAlterna pixivにてご覧頂けますと幸いです!

 

http://alterna.pr.pixiv.net

 

それでは、また次回!

Alterna pixiv編集長 : 編集S